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どこでも作業可能!CLIP STUDIO PAINT for iPad

ゆう。
ILLUST

こんにちは、Lab 営業 ゆう。 です。

仲の良いフォロワーへの誕生日祝い漫画やTRPGオンラインセッション立ち絵など、趣味で時たま絵を描いているわたしですが、先日、iPad(第6世代)を手に入れ、良い機会だと思い、作業環境をPCからiPadへ移行しました。

移行にあたり、いくつかのペイントアプリを試し、落ち着いた先は絵描きの強い味方、CLIP STUDIO PAINT for iPad 。

決め手となった点、数あるアプリの中から自分に合ったアプリを探す上での選び方や、実際につかってみてのメリット、デメリットを紹介していきます。

 

自分の描きたい絵を把握する

最初に、一番大事なのはアプリではなく、自分が何を描きたいか です。

頭の中にある描きたいものを表現するためには何が必要か考え、自分が使いやすいツールを選ぶことが大事です。
(まあ頭の中にある描きたいものがさらっと描けたら苦労しないのですが……。)

今回アプリを選ぶにあたってわたしがまとめた項目は以下です。

①現在の作業環境
②どういった絵を描くか
③ツールに求めているもの、必要なもの
④重要視していないもの

 

①現在の作業環境
・死期の近いwindows7のノートパソコン(起動に10分かかる)
・ペンタブレット(板タブ)
・CLIP STUDIO PAINT EX
・膝の上で眠る猫様

②どういった絵を描くのか
・フォロワーに渡すちょっとした1枚絵
・漫画の場合は縦長1枚や2~4コマ漫画
・TRPGオンラインセッション用バストアップ立ち絵



以前PCで描いた漫画の導入

③ツールに求めているもの・必要なもの
・アナログに近い質感のペン
・仕上げでトーンカーブや色調を調整したい
・クリッピング機能

④重要視していないもの
・線を綺麗に補正する機能
・数ページ漫画はあまり描かない
・レイヤー数は多くて10枚前後あればいい

以上の内容を踏まえて、実際にアプリでお絵描きを開始しました。

 

CLIP STUDIO PAINT for iPad

PCでお絵描きをするときにお世話になっているCLIP STUDIO PAINT(通称クリスタ) のiOS版。
CLIP STUDIOシリーズといえば

・世界で300万人以上のクリエイターたちが利用
・イラストや漫画のプロの制作現場でも使われている
・pixivでの人気No.1

と驚異的なシェア率を誇るソフトです。
ダウンロードできる素材の数も種類も群を抜いて多いことでも有名ですね。
桜花びらブラシは全宇宙のクリスタユーザーがお世話になったことあるんじゃないでしょうか。
わたしは困ったらとりあえず背景に花びらを散らします。

そんなクリスタのiOS版ですが、触ってみると

インターフェイスがPC版とほぼ同様。
PC版を使っていた身からすると馴染み深い操作性で戸惑うことなく触れました。

ダウンロード素材数もPC版と変わらず。

お世話になっている桜花びらペンも使えました~~やった~~~!!

操作感を掴むために、何かに使えそうなアイコン、ブログアイキャッチをiPadで描きました。



使用ペン:サインペン

 



使用ペン:鉛筆R , サインペン
使用フォント:しろくまフォント , AR CARTER

ある程度お絵描きをしてみた後、最初にあげた項目毎に使用感をまとめていきます。

 

③ツールに求めているもの・必要なもの
・アナログに近い質感のペン
⇒「鉛筆R」「自作丸ペン」「さらペン」などダウンロードで好きな質感のペンでお絵描きが可能。
・仕上げでトーンカーブや色調を調整したい
⇒レベル補正、トーンカーブ、カラーバランスともある。
・クリッピング機能
⇒勿論ある。一番お世話になる。

③の項目は全て満たせていました!iOSでPCと同じ機能が使えるのはやはり便利ですね。
また、④であげた項目も全て機能としては実装されています。
欲しい機能がない!!といったことはないですが、逆に機能が多すぎて邪魔!となるかもしれないですね。

お次は個人的に感じたメリットとデメリットです。

 

メリット

[ PC版データの読み込みが可能 ]
PCで描いたクリスタのデータをほぼ崩さずiPadに読み込むことが可能。
途中まで描いたイラストを外で仕上げることが出来ちゃいます。
PSDファイルも読み込めるので入稿データも作れます。

[ PC版設定との同期が可能 ]
滅茶苦茶便利です。(個人的に機能の中で一番有り難かった。)
PCでのお絵描き環境をiOS版に同期させることができます。「また最初からペン設定をカスタムして、素材を探してダウンロードして…」といった作業をしなくて済む!
反対にiPad版の作業環境をPC版に読むこむことも可能です。
めんどくさがり屋のためにあるような機能。

[ 痒い所に手が届く ]
なにか物足りないな…と思った時に素材を検索してダウンロード、背景に設置して完成!と、痒い所に手が届きやすい。
データ入稿〆切30分前に「いや、今の背景気にくわない!」となっても素材検索で満足いく背景素材探せたりします。
PC版でクリスタを買った大きな理由のひとつでもあります。

[ メイキング種類 ]
シェア率が高いこともあり、プロのイラストレーターのメイキング動画、メイキングイラストなどが星の数程あがっています。ググったら大抵悩みは解決します。
描き方講座本を公式が販売していたり、下描きから完成までの一連の流れを解説付きでHPに掲載されているので、初めて使うときお世話になりまくりました。iPad版のこともググりまくりました。

 

デメリット

[ 有料 ]
6ヶ月の試用期間がありますが、それ以降使い続けようと思うと年払い、または月払いが必要となってきます。
ただ、以前まではExプラン(7,800円/年)だけでしたが、Proプラン(2,800円/年)という新プランが出来、アプリの10連1回我慢すれば使えるようになったようです。

※注意※
PC版のアカウントあるからiOS版無料じゃないの?と思う方もおられると思います。(わたしは思ってました。)
iOS版とPC版では完全別ソフトとなるため、別途料金がかかってきます!!
また、PC版とは違い、買い切りではなく使用を続ける限り年額がかかっていく点も注意が必要です。

[ 文字入れ機能が使いにくい ]
PC版でも同じことが言えます。漫画台詞用の文字入れ機能といった感じなので、サークルポスターやノベルティを作成するときにちょっと凝ったデザインで文字入れたいなー!と思った時に困ります。

[ 素材のダウンロードにCLIP STUDIO の登録が必要 ]
いやいるんかーーーい!と思いました。よく考えなくてもそりゃそうなんですけど。
ログイン面倒くさいなーーーーと思いました。
アプリダウンロードしただけでは素材を使う事できないので注意してください。
また、無料の素材と有料の素材がありますので、有料素材をダウンロードしたいときは別途料金がかかってきます。PC版で購入した有料素材は引き続き使用が可能です。

[ 画面が狭くなりやすい ]
画面サイズが小さい端末だとすぐいっぱいになります。
アイコンクリックで隠せるのでそこまで手間ではないですが、色々出したりするとすぐに狭くなってしまいます。

 

決め手

ダウンロード素材数が多い、PC版とほぼ同じ環境を持ち運べる、という点が決め手となりました。
フリーで優秀なアプリもある中、ちょっと金額で悩みましたが、慣れたインターフェイスだったのが大きかったです。

 

まとめ

PC版ユーザーには、非常に馴染み易く使い易いです。色んなブラシを使ってみて、自分にあった質感、描き味のものを探したい、自分好みにカスタマイズしたい人には断然おすすめのアプリです。

また、作業環境移行によって外でも気軽に作業が出来るようになったので、LIVE遠征先でのレポ等も作りやすくなりました。
ちょっとした隙間時間に絵が描きたいなーという人、iPadへの移行、オススメです!

ゆう。